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香港の出入国管理
香港は出入国管理に関して、中国本土とは別の自治権を持つ地域です。日本のパスポートの保持者は、ビザなしで香港に3ヶ月間滞在することができます。ただし、入国の際にパスポートの有効期間が入国日から「1ヶ月+滞在日数分」ないと入国できないので、渡航前にパスポートの有効期間の確認をしておくことが必要です。
投資ビザ
香港で会社を設立した場合に申請すべきビザは投資ビザです。
このビザを取得すると、後々外国人の社員を迎え入れた際、外国人でありながらその社員の保証人となることができるのがこのビザの特長です。そのため投資ビザは一般の就労ビザに比べると取得が難しく、事業の安定性や事業計画について厳格に審査されます。当事務所でもビザのサポートを行っていますので、長期で香港に滞在されたい場合はご相談ください。
投資移民制度(CIES)
CIESビザは、香港の合法的資産に対する投資が650万香港ドルを超える投資家向けのビザです。ビザの取得を希望する方は、政府の支援に頼ることなく自分と扶養家族が生活できることを証明しなくてはなりません。CIESビザ取得者でも、希望すれば就労や、会社を設立することができます。
扶養家族ビザ
投資ビザやCIESビザを取得した人は、配偶者や子供と香港に居住することが可能です。ただし、家族の生活に必要な資金と住居を確保していることが条件となります。扶養家族の滞在期限は、申請者本人の滞在期限と同じです。
配偶者は扶養家族ビザを取得することにより、香港でのほとんどの仕事に従事することが認められています。
香港身分証(IDカード)
香港身分証(IDカード)とは、香港に在住する方が持つ、運転免許証サイズの身分証明書です。香港に180日以上の滞在する11歳以上の方は、入国後30日以内に香港身分証の発給を受ける必要があります。身分証は無料で、申請からおおよそ10日ほどで発行されます。
外国人、香港人に限らず香港に在住している者は常に携帯することが義務付けられており、警察など政府機関から提示を求められた場合は、速やかに提示しなければなりません。